妊活にタンパク質摂取で筋肉を作る
タンパク質とは、主に筋肉や皮膚、血液の原料となってくれる栄養素です。
特に成長期の子供達には欠かせませんが、大人にとっても大切な栄養です。
成長が終わってしまったとしても、身体の細胞は日々生まれ変わっています。
油断してタンパク質の足りない食生活を送っているとどうなるでしょうか?
皮膚や筋肉が衰えてしまったり、血液の流れが悪く、身体の新陳代謝も上手くいかなくなってしまいます。
特にダイエットをしている女性は注意が必要です。
タンパク質が不足してしまうことで、逆にエネルギーを燃やすことが出来なくなってしまい、太りやすい体質になりかねません。
そして、妊活には筋肉も必要です。
筋肉と言っても、外見で見てわかるようなそれではありません。
身体の内側に位置する「深層筋」と呼ばれるものが大切になります。
この深層筋は、身体の奥深くで内臓や骨を支えてくれています。
きちんと深層筋が発達している人は、姿勢も良く、日々の生活で効率的に代謝が行われているのです。
赤ちゃんが出来にくい体質の1つに、身体全体の血行の悪さが挙げられます。
身体に血液が上手く巡回しないことで、細胞が適切に働かず、受精なども上手くいかないケースがあります。
そもそも女性は一般的に冷え症の人も多く、代謝が悪くなりがちです。
代謝を上げるためには、この深層筋を発達させるのが1番です。
筋肉は身体のエネルギーを燃やして熱へと変えてくれますし、それによって血液の流れもぐっと良くなります。
カロリーを気にしてお肉などを敬遠するのではなく、バランス良く食事をすることでタンパク質も摂取していきましょう。
出来れば、肉や魚などの動物性タンパク質と、大豆製品などの植物性タンパク質の両方を摂取してもらいたいですね。
青魚に含まれるDHAは、特に細胞を活性化させる働きが強い栄養素です。
食べ過ぎは良くありませんが、普段あまり食べる機会のない人には積極的に食べてもらいたいですね。
妊活中だけでなく、妊娠後もタンパク質が不足しないように気をつけましょう。