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妊活における植物性タンパク質の役割

タンパク質を多く含む代表的なものといえば、肉や魚や卵、そして大豆製品になります。
動物性タンパク質が肉や魚であり、植物性タンパク質が大豆製品となりますね。
タンパク質というと、高カロリーで脂肪がつきやすいというイメージを持たれがちですが、決してそんなことはありません。
逆にタンパク質が不足することで、脂肪を燃焼させるための筋肉が作られなくなってしまいます。
そうなると血液を送ることも難しくなりますので、全身の血行が悪くなってしまいます。
妊活にとっては血行の改善は非常に大切ですので、タンパク質はなくてはならない栄養素というわけです。

筋肉を作ってくれるように、タンパク質は子宮内膜も形成してくれます。
子宮内膜は妊娠のために必要な、受精卵を受け止めるベッドです。
タンパク質が不足してしまうと、この子宮内膜が十分に作られず、せっかく受精した卵を上手く着床に導くことが出来ないケースがあるのです。
もちろん、妊娠中は赤ちゃんの身体や筋肉を形成するため、タンパク質が必要となってきます。
妊活中からきちんとタンパク質を摂ることで、いざ妊娠が上手くいった後にも最適に働いてくれるということですね。
毎日の食生活で、きちんとタンパク質をバランスよく取り入れていきましょう。

動物性、植物性どちらもメリットはあるのですが、特にお勧めしたいのは植物性である大豆製品です。
動物性タンパク質に比べて、ホルモン形成に必要な不飽和脂肪酸を多く含んでいますので、妊活にはもってこいですね。
カロリーも控えめで、タンパク質の他にも食物繊維や各種ビタミンが豊富に含まれています。
大豆イソフラボンには女性ホルモンとよく似た物質も含まれており、そうした面からもホルモンの調節に一役買っています。
ホルモンを形成しつつ、その調子も整えてくれるのですから一石二鳥です。
日本には昔から様々な大豆製品が食事に使われていますので、意識して積極的に食事に取り入れていきましょう。