妊活とBMI
BMI値とは、体型の指標となる値の1つであり、体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}によって求めることが出来ます。
1994年にWHOで定められたもので、肥満の判定における1つの目安となっています。
日本では大体22を中心とし、18.5~24・9の間が望ましいとされています。
妊活中の女性は、このBMI値を参考にして赤ちゃんがやってくるためにちょうど良い身体を作ってあげると良いですね。
BMIは高すぎても低すぎてもいけません。
高すぎる場合は、もちろん肥満が心配されます。
肥満体質の場合、そもそも着床が困難であったり、着床出来ても自然に流産してしまう可能性が高くなってしまうのです。
食事、運動、生活スタイルといった様々な面から少しずつ改善し、理想のBMI値へと近付けていきましょう。
また、意外と見落とされがちなのがBMI値が低すぎる場合です。
特に若い女性の場合、どうしても痩せてスラリとした体型に憧れてしまうものです。
しかし、体重と共に筋肉もやせ細ってしまっては良い妊娠は望めません。
脂肪も筋肉も、赤ちゃんを宿すための身体には大変重要なものです。
適度な脂肪は身体を温め、外部の刺激から身体を守ってくれます。
筋肉は身体の余分な脂肪を燃焼させることで身体の体温を調節し、血行や内臓の働きにも深く関係してきます。
身体に必要な栄養を含んだバランスの良い食事を取り、筋肉を鍛えるために運動を心がけましょう。
特にお勧めなのは深層筋肉を鍛えることです。
身体の奥深くにある筋肉を鍛えることで、身体や中にある内臓をしっかりと支えてくれることが出来ます。
姿勢も良くなり、見た目の美しさもアップされますから、妊活しながらもダイエットとなりますよ。
妊活中からきちんと体重管理が出来ていれば、いざ妊娠が上手くいってからも安心です。
赤ちゃんがきちんと成長するためにも、妊娠してから慌てるのではなく、妊活の段階からきちんと身体作りに励んでいきましょう。